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皆様へとっても大事なお知らせであり そしてお願いです。長文ですがお読みいただけますと幸いです。
にゃんだーガードは、東日本大震災より発生した福島第一原発周辺の事故後から現在震災6年目を迎える今まで、
原発避難区域での犬猫の保護活動を続けています。
原発避難区域及び福島県での保護頭数は、犬猫合わせて750頭以上に及びます。
(避難区域の保護と地域相談などでの保護の比率は6対4 ※H28.12.27現在)
年数を重ねるにつれ地域での知名度があがり犬猫の相談も寄せられる件数も上がってきている反面、避難区域での保護は頭数も減り保護も困難になってきているので今後の推定でも地域保護比率は上がる見込みですが、目の前の救わねばならない子を優先しつつ、原発避難区域での保護も引き続き進めていくと同時に福島県殺処分ゼロを目指す活動を進めていく考えであります。

原発は、人の手でつくられたわけですが、人の手におえない魔物でありました。
原発事故によって人も動物も生き方を狂わせられた。
動物たちは、何が起きたのかさえ解らないまま置き去りにされ彷徨い命が尽きていったのです。
震災当時 この地域にいたとみられる犬猫は、合わせて推定10000頭。
そのうち5000という数の命が餓死などによる壮絶死をしたと言われています。
にゃんだーガードは、震災後まず宮城県に入りました。宮城県の津波の被害のひどい場所で活動。
動物たちの居場所づくりに尽力しました。
そのうちに福島が大変なことになっていると聞き駆け付けます。
原発から数十キロの範囲の人間が避難してしまった場所で残されている動物たち。
そこで福島の動物たちの悲惨で過酷な状況を目にしたのです。
代表は考えました。数が多すぎる。何よりもまず犬猫を保護できる施設を用意することが大切だ。
そうして、震災の約1ケ月後 原発の避難区域により近い 田村市の大越町に動物のシェルターを構えました。
シェルターを立ち上げたことで保護できる数も増していきました。
それでも、まだまだたくさん残されていながら保護できない子達にはご飯を置いてくるのが何よりも命を繋ぐためには大事でした。
しかし、4月22日原発20キロ圏内は「警戒区域」となり立ち入りの出来ない区域になってしまったのです。
それでも代表は諦めずボランティアと動物を救うために
警戒区域を突破し給餌保護活動を継続していきました。
その年の12月、たった一度の公益立ち入り(動物保護の為に登録団体は2011.12月立ち入りを数日間許可されました。が、一部の団体がルールを破ったためにこの一度だけの立ち入りとなってしまいました)
その後は、住民や会社の許可書制となり(※今現在においてもペット保護の立ち入りは認められていない場所が殆どだが、住民さんのご協力で活動を継続しています)
立ち入り回数は国で定められており 回数が一世帯年間30回の立ち入りを認められている。※被ばくなどの影響を考慮し設定されています。
数名の協力者のお力で、現在 帰還困難区域に設定されている地域を含む原発避難区域(旧避難区域も含む) 給餌・保護活動を月に最低でも4回行っています。
そして、保護出来た子の飼い主さんを捜すことにも力を入れていると同時に、5年以上も経ってしまったけど今も家族であるペットが生きていると信じている方のネット情報の提供や捜索のお手伝いを行っております。

当団体では、代表の活動理念
「動物助けは人助け」という言葉のとおり
動物を助けることが、人を助けることに繋がる。
という思いの元、動物も大事であるがそこにいる人も救う事で
動物がもっと幸せになることが出来るのではないか。
という考えを基本に、上記の活動を継続し続けています。

活動の先にあるものは?
原発避難区域で保護された動物は
年齢的に5歳を超えているとみなした場合震災前の飼い主さん探し。
他の保護犬猫は、里親を捜すために努力しています。
毎月一度里親会を開催(シェルターで開催)
そして、ネットやイベントを通じて新たな飼い主探しに力を入れるようにすることで、新たな不幸な命を救う事を継続していきます。
地域の住民からの相談にも応じ保護・TNRを行います。
全ての犬猫を救えないのがもどかしくもあるが救えないのなら
その場所でも幸せになれる為に何が必要であるかを考え行動し
その行動が、一頭の殺処分や虐待・遺棄を減らすことになると信じ活動しています。
猫は、シェルター枠の関係でもし保護できない場合は、TNRを行う事が何よりも大事だと考えています。

福島県は、震災後動物の福祉が向上したものの、他の県と比べたらまだまだであり、殺処分数も平成27年2756匹(うち犬279頭)と
ゼロには程遠い数となっております。
しかし、TNRなどの活動や適正飼育の啓蒙啓発活動が浸透していく事でその数も限りなくゼロに近づけることが出来るのではないかと思います。
福島県の殺処分をゼロにし、日本の殺処分をゼロにする。
それが、にゃんだーガードのこれからのとても大きな目標です。


昨年 新潟アニマルフレンズを引き受けた代表

震災から5年が過ぎた今年、支援も減り続けるなか
代表本多は新潟アニマルフレンズ(現在あにまるガード)を引き受けました。
二つのシェルターを合わせ、保護頭数は370頭を超えます。(犬・猫・鳥・亀・うさぎ等)
あにまるガードは、新潟(福島県のお隣)にあるものの原発被災地である福島県からの被災動物を受けいれ5年以上もの間お世話を継続しています。
代表が新潟アニマルフレンズを救うと言ったとき
正直私は反対しました。
ですが、本多が救わなかったらそこにいる動物たちはどうなったでしょうか?
そこにいる歯を食いしばって頑張ってきたスタッフたちは?
個人レベルでも団体レベルでもアニマルフレンズの負債に対して動こうとする人は一人もいませんでした。
週刊新潮に暴露記事による支援金の減額や
スタッフへの給与未払いによる労働基準監督署による書類送検によって露呈した杜撰な経営
それでも、スタッフたちは動物たちの事を考え給与が支払われなくても必死で必死でお世話を頑張ってきたのです。
代表本多は、若干アニフレを救う事を簡単に考えすぎたところはあると思いますが、代表ほど動いた人はいなかった。
代表は、シェルターを存続するために私財をなげうって必死にお金を今まで作り続けてくれたのです。

にゃんだー・あにまるガードのシェルターについて

にゃんだーガード 代表 本多明
         シェルター長 代田
         スタッフ計5名
あにまるガード  代表 本多明
         シェルター長 桑原・
         スタッフ計9名

飼育環境について
にゃんだーガードは、犬舎6戸 猫部屋15部屋 隔離5部屋
基本フリー飼育でケージは事情に応じて使用しています。
エイズ部屋 白血病部屋完備

あにまるガードは、犬舎20戸ケージ管理が出来る広いスペースが2ヶ所あり全部で50頭収容できます。猫部屋は、8頭収容11部屋、10頭収容の大部屋が4部屋。隔離部屋は1部屋
エイズ部屋 白血病部屋完備

犬たちは朝晩二回の散歩・給餌・給水
猫たちは朝晩二回の給餌・給水と一緒に過ごしたり遊んだりの時間
お世話と同時に様子観察をし、体調の悪い子はすぐ病院へ治療にかけます。療養隔離部屋を用意し手厚い看護の必要な子はよく観察できるようにしています。
スタッフ全員で少しの異常も見逃さないように協力し合ってお世話にあったています。

二つのシェルターを合わせると、相当数の動物の保護スペースとなります。
あにまるガードは、運営が安定していない現在は基本的に新たな保護はしていません。(やむおえない場合を除く)
代表本多の手を借りて、シェルター長の桑原をはじめ、スタッフが環境改善を頑張ったおかげでシェルター内の環境は
とても良い環境へと現在は変化しています。






にゃんだーガード・あにまるガード 
シェルターの維持管理にご協力をお願いします!


これからもにゃんだーガード・あにまるガードを金銭面で応援して頂けませんか?

原発避難区域の活動の継続も
福島県全域地域猫のTNR活動も
新潟県に及ぶ地域猫などの保護活動・TNR活動も
現在いる保護犬 保護猫の生活も

全ては、当団体を応援してくださる皆様のおかげで成り立っています。
6年目に入り支援金も減額が続き
代表の補てんする金額が多くなったことで
現在、代表でも維持できないところに来ています。
普段おちゃらけているように見える代表ですが
それは冗談をいう事で重い責任をひと時忘れられるからです。
しかし、今の今まで5年もの間代表は歯を食いしばって
一生懸命シェルターの動物たちのためだけを考え
このシェルターを維持をしてきてくれました。
代表自らの始めたことではありますが、個人レベルでこれだけの保護頭数を管理することがどれだけ大変か。
皆様はご理解してくださっている事と思います。

にゃんだーガードは収支報告を出しております。
資料としてつけましたのでお読みいただければと思います。

しかし、これからのご支援金は当団体のみでなく旧アニマルフレンズ(現あにまるガード)の運営費にもなる支援金です。
現在は、あにまるガードの経理は、シェルター長の桑原が管理をし健全な運営になっています。
収支はまだ出ていませんが、すべてシェルターの運営費になっておりますと信じて頂けたらと思います。

今、代表はアメリカに新たな支援者の開拓に動いています。
しかしこれは、決して日本の支援者を見限ったのではない。
日本には昨今愛護団体・個人も増え、殺処分ゼロを目指すために多くの方がこの言葉をかかげ頑張っています。
例えば、うちが大変です!と発言すればそのご支援はそこに行き。
別の方がまた、うちが大変です!と言えばそのご支援はそこに行くわけです。
新たな支援者を開拓するには、今まで当団体の活動を知らなかった多くの方に当団体の事を知ってもらう事が
今の継続するのに時間の無い にゃんだーガードには必要でした。
幸い、アメリカのボランティアさんの協力も得ていたことで一番行動しやすかった事が理由であります。

しかし、9月のアメリカでの写真展は、多くの方に来て頂きましたが
二つのシェルターを維持するにはとても叶わない結果でした。
一月の頭に行われる写真展こそ成功させたいと現在代表は頑張ってくれているのです。
全ては、今後もシェルターを維持していくため。
それ以上でも以下でもありません。

前回、代表が悲痛な訴えを書いたブログがありました。

この時2ヶ月保てればというのは、9月の写真展が成功してアメリカで継続的なご支援が獲られ
二つのシェルターを維持できる確信があったからだと思います。
※その時には多くの方に協力して頂いて10月末までを乗り越えることが出来ました。ありがとうございます!
しかしその後支援金は減り続けました。
また今維持することが難しい状況に来ています。

どうかお願いばかりで心苦しいのですが
にゃんだーガードとあにまるガード存続の危機です。
今月 乗り越えることが出来るかもわからない状況です。
アメリカの写真展の効果は、ゆっくり出てくる可能性はありますが
まだまだ9月に訴えたときと変わらない運営の危機です。

どうかどうかご支援をお願いできないでしょうか?
アメリカの写真展と同時に、運営費をご支援以外の方法で捻出する策も
体制も作っていかなければならないと思っておりますが
今の私達にはそして動物達には時間が無いのです。

何かご支援頂くに当たり、必要な事 知りたいことなどがあればお答えいたします。
やってほしいことなども、あればやらせて頂きます。
ご支援者様の皆様には、甘えてばかりで、報告や活動内容をお伝えすることを怠ってきた部分もあるかも知れません。
今 代表はアメリカで頑張って支援の開拓をしてくれています。
シェルターでは日々お世話は続いていますので
私達は何も出来ずシェルターワークを淡々とこなすしかありません。

しかし、何かできることは無いかと思い
関係者・里親様・相談者の皆様に対しご協力のお願いをお手紙にさせて頂こうと思いました。

正直関係ないと思われる方もいるかもしれませんが、私たちの出来ることはそれくらいしかありません。
いきなりお手紙が届くこともあるかと思います。
その中には、活動報告やお願いごとなどが書いてあると思いますが
もし、支援者の皆様でこちら(にゃんだーガード)にご住所をお知らせしていない方がいましたら、
nyanderguard.at.fukushima@gmail.com
こちらまでメールをいただけますでしょうか?
お電話でも構いません。0247-73-8915
ご住所とお名前を教えて頂ければありがたいです。

スタッフ一丸となってシェルターの存続に出来る限りのことを行っていきたい。
どうか。どうか。
福島の動物たちのためにこれからもがんばらせて下さい!
福島県殺処分ゼロを目指させて下さい。
避難区域の動物たちを私達に守らせて下さい。
シェルターの動物たちの幸せをお手伝いさせて下さい。

若く動物愛にあふれるとても素晴らしいスタッフがそろっている
当団体とあにまるガードを応援してください!
そしてここまで必死に運営してきた
代表本多を信じ これからも継続的なご支援をお願いします!
お願いばかりで申し訳ありません!
よろしくお願いいたしますm(__)m


にゃんだーガードシェルター長代田岳美  
にゃんだーガードスタッフ一同


とても長い文章をお付き合いいただきありがとうござましたm(__)m






【ご支援のご協力のお願い】


■支援金について
支援金のご協力をいただける方は、下記口座へお願いいたします
ゆうちょ銀行 二一八(ニイチハチ)支店 
普通口座 3533562 にゃんだーガード
( 記号12130 番号35335621)


※シェルターの維持管理費・収容動物の医療費・給餌保護活動費・TNR費用として大切に使わせて頂いております。
ご支援金を支援頂いたご報告お礼は、代表ブログのトップに掲載しております。
収支報告は、年一回 ホームページ代表ブログ上に掲載されます。こちらを参考にしてください。

支援物資への金銭の同封は、紛失の恐れもありますのでお避けくださいますとありがたいです。 
領収書をご希望の方は、振込日・振込名義・金額・送付先のご住所とお名前を
dorianbutamaro-kanare★yahoo.co.jp(★→@)まで
または、シェルター固定電話0247-73-8915ご連絡ください。
領収書の宛名や但し書きにご希望があれば、その内容もお願いいたします。
※特にご希望のない場合、「振込名義」「支援金」で作成しております

■物資のご協力について
送付先 福島県田村郡三春町山田字福内100-1 にゃんだーガード

現在緊急に必要なものに関して、トップ固定内を編集し、緊急で募集いたしますので、もし宜しければ常にこちらの文章をご確認頂けますと大変助かります!
にゃんだーガード アマゾンほしいものリストは、常時ほしいものを掲載させて頂いています。
支援物資をとご検討下さる際にはぜひご参考にして頂けますとありがたく思います。

シェルターにお送りいただいた支援物資に関しては、毎日その都度到着のご連絡をする余裕がありません。
月に一度ほど掲示板でのご報告とさせていただいておりますのでどうぞご了承ください

■ボランティアについて
現地でお手伝いしていただけるボランティアさんを募集しています
長期~日帰りまで可、シェルターで宿泊できます。

日程・同行人数が決まりましたら、掲示板のボランティア参加表明専用スレッドに書き込むとともに、
注意事項・ボランティア規則の確認をお願いいたします。
新規投稿はせず、上記リンクを開いたら下に行き、件名が Re:【シェルターボランティア参加表明】
の状態で書き込んでください。
  
最寄の社会福祉協議会で 「ボランティア活動保険」の天災タイプにご加入ください。
ご自分の怪我に関しては「自己責任」でも済みますが、他人に怪我をさせた場合や物品を損傷して
損害賠償責任を負われた場合のことをお考えいただき、出発前に必ず加入ください。 
加入の翌日から有効となります。
加入せずに現地へ来られた場合、活動への参加をお断りしたり 活動内容を限定させていただくことがあります。
なお 参加当日の到着時刻変更やキャンセルなどのご連絡は、シェルターへ直接お電話下さい。
メールや掲示板ではチェックが間に合わない場合があります。
シェルター固定電話 0247-73-8915   ※7時から23時まで










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プロフィール

にゃんだーガードスタッフ

Author:にゃんだーガードスタッフ
福島県三春町にある
動物保護シェルター 
にゃんだーガードのシェルター長をしております たけです。
シェルターの事をつづる日記です。

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