2014-12-30(Tue)
もう12月30日だなんて!
30歳すぎたら、一年が早く感じるようになったし
皆さんも同じような感覚だろうけど(^_^;)
いやーーーーーーーーーーー今年は本当に一年があっという間でした(=^・^=)
にゃんこにゃんこにゃんこにゃんこの日々だったからなのか?
一日があっという間
ひと月があっという間
私がこのシェルターに来てから
早いもので 11ヶ月が経とうとしています。
なんだかかんだか色々ありましたけど
皆様のおかげでこの年末も 平和に過ごしております。
ただ、心配なのは
シェルターの数にゃんこが体調を崩しております。
年末怒涛の通院でしたが、
明日の通院でしばらく病院もお休み。
なんとか病院が開く年明けまで
平和に年越し出来るといいのだけど。。。
先だって旅立ってしまった くま次郎。

最期のひと時を一緒に過ごしました。
エイズとFIPの発症による腹水も急激に増えて
もう今日が山場だと思われた日
やはりくま次郎が気になって。
FIPの事を考えると、出たり入ったりして 他の部屋にも行けないし、
お風呂に入る前ならと(私は朝はいるので)夜中はくま次郎の元で 試験勉強していました。
時折、息してない!?
って感じで気になってなんだか勉強どころでは無かったのですが
たまにやはり死に場所を求めてなのか、
冷たい場所 冷たい場所 に行こうと動き回ります。
試験の勉強に持ち込んだ資料の上も紙だから冷たくていいのよね。

居心地いいみたいでした(;_:)
もう行きたいのよね。
でももう少し頑張ろうか。と話しかけながら
頭を撫でてあげるととても気持ちよさそうにしてくれる くま次郎

明け方になって
お風呂に入ろうといったんくま次郎の元を離れました。
戻ってみると、びっくり!
くま次郎がいない!
私は、何が起きたのかも解らず、
扉を出ていける範囲の場所を探しまわったのにいない。
いない。いない?
と振り返ったら、
いました。。。

二階の荷受け前の場所です。
実は、夜中に来た時も部屋から出ていて
でも、くま次郎がいた部屋を知っている人は、あんなに重い扉をと 解ると思うのですが、
確かに扉をきちんと最後のがちゃんまで
締めてなかったのかもしれないけど
重い扉+二重扉 今の体力のないくま次郎には開けれるはずが無いのでした。
でも、開けた。
しかも二回も!(二回目は自分としては完全に閉めた記憶があるのです。)
見つけたときに、くま次郎がそれほど冷たいところを求めているのか
死に急いでいるのか?それとも外に出たいのか?
いろんな感情がぐるぐるして。
でも、外に出たいんだなと思い立ち
ブランケットにくるんで。
くま次郎と外をお散歩しました。
キーンと冷え込んだ空気を
だるいだろうに重たい頭を持ち上げて
クンクン嗅いでいる姿を見たら
外に出たかったんだなとつくづく思いました。
部屋では目をつむっていたのに、
外では一生懸命目を見開いて
まだ月夜の星が輝く空の下
最期の命を燃やしている くま次郎の姿
彼の生きざまを見させて頂いた気がします。
くま次郎は、郡山のある場所で、野良猫として可愛がられていたのですが(未去勢)
外飼いの猫として愛情を持って、ずっと餌をあげていた方が
周りのお宅でもご飯をあげているが、自分は今まで病院へも連れて行って
ここしばらくは傷が絶えなく、病院の先生の見立てでは喧嘩の傷との事だけど
いろんな病気の可能性も考えられる。
これ以上、お金の関係上 病院へ治療も続けられないし、
もう本当に無理なんですと。
かといって見捨てることも出来ないと言われたので、
ボランティアをしていただく条件で受け入れた子でした。
しかし、その方に、私はくま次郎が亡くなった事を結局お伝えしませんでした。
預かってから一度も、来ると言っていたボランティアには来ず、
預かった時点で、もう私に出来ることは全てやりつくしたと言っていましたので
ほぼ放棄だとみなしました。
だからお伝えする気はありません。
にゃんだーガードのシェルターにくま次郎が来てから、
ボラさんも、スタッフも本当にくま次郎を愛してくれました。
短い間だったけど、くま次郎はにゃんだーガードの子としてお空に向かいました。
にゃんだーガードは、被災動物を保護することに重きを置いていますが
相談はお受けします。
でも、
ただただ、本当に無責任な方が多すぎる。
保護したらそれで終わり?
保護したらそれで団体に預けて満足?
保護してそのあとどうなったのか気になりませんか?
保護した子がもし自分の手で育てることが出来なかったら
保護団体に預けるのは
実際、両者の話し合いの上 仕方が無いとは思います。
私も、そんな厳しい環境にいる子を見捨てることは出来ませんので。
でもね、そこに 「感謝」 の気持ちを忘れないことが大前提。
餌をあげたら、その命への責任が生じます。
まだまだ避妊去勢の進んでいない福島県では気の遠い話だけど
一歩一歩進んで行かないとね。
私も、心が狭いのかもしれないけど、
まだまだ青いのかもしれないけど。
やっぱり見せかけだけの愛情なんて糞くらえなんです。
本気で助けたいと思っているから、
自己顕示欲を表す場として保護活動するのも間違ってるし
保護した後がどれだけ大変かを知っていれば
簡単に保護なんて出来ないし。
保護して欲しいなんて言えません。
感謝を忘れてはいけない。
そんな簡単な事が出来ない人たちが多すぎます。
今日はちょっぴり文句たれな私です(^_^;)
さて、
前の記事で、調子が悪いと書いたアビーくん

アビーはスタッフのWさんが大大大~好きで、
私の前ではイカ耳立ててるけど(^_^;)
近寄らないでって雰囲気モロだしなんでしゅ。
でも、Wさんの前では、本当に心から甘えて安心した姿を見せます(=^・^=)
アビーは 治療の成果が出て、
ここのところは良く食べて良く動くようになりました。
昨日は、若いスタッフが休みだったので、代わりに私がお世話をしたのだけど
シーバに銀スプにクリスピーと合わせて50gくらい朝までに食べきってました!
なんて食欲。
お試しで色々あげてみただけなのだけど・・・
ここまで食べるとは(●^o^●)
下痢にならなきゃいいな~。今のところ大丈夫。
体重を増やすようみんなで考えてお世話しています。
アビーの体調が戻ってきたと思ったら、
今度は、白血病のようたんが・・・
ようたんは今年保護した子で、白血病のキャリア
若くて元気だからこのまま発症しなきゃいいのにと思っていたのだけど。
保護して、とってもふっくらして元気で
ちっとも慣れてはくれないけど
保護した当初みたいに攻撃もしないし、
でもいつも「僕いないふり」の
ようたん

スタッフのYさんが、
ようたんの呼吸数が多いのに気が付き病院へ
最初は何か異物を誤飲くらいと 思いたかったのだけど・・・
一番悪い結果が出ました。
胸水が溜まり、息がしにくい。
胸水を抜いて貰いました。
抜いた胸水の色は血液交じりで白濁した赤でした。
悪い結果を覚悟しつつ、
次の日 病理検査の結果を聞くと
リンパ肉腫 <前縦隔リンパ腫>
心臓のすぐ前にある、リンパ節が腫瘍となり覆うよう腫れて広がっている癌です。
この病気は、白血病のキャリアの子はなりやすい癌なのですが、
スタッフが呼吸数を見落としていたら本当に危なかったと思います。
様子観察がしやすいように、療養隔離部屋へ
でも、良く観察してるスタッフのおかげで
とりあえずの処置が出来て持ち直しています。
でも気を抜けない状況です。
幸いにも、ようたんは体力はまだありそうなので、
これから、抗がん剤治療開始してどこまで行けるかというところです。
この腫瘍は、外科的手術では、取り除くことの出来ない癌なので
抗がん剤の注射治療しか出来ません。
ようたんがどこまでもってくれるか解らないし
状況は厳しい限りですが
やれるところまでみんなで頑張ろうと思います。
シェルターのある三春町は
ここのところ、夜雪が降って、昼に溶けての繰り返し。

朝の散歩は、雪道になる事が多いです。
雪景色に浮かぶ まわりの山々も本当に美しい。

先日のクリスマスイブの日には
にゃんだーガードでは、クリスマスパーティをしました。

この日来た方(*^_^*)
とっても楽しかったね~♪
隊長もブログに書いてたけど、
思いつきでやってみた、猫撮りゲーム
これから定番の遊びにしようかと思うくらい楽しかった(*^_^*)
本当は隊長が ビリなのを期待してたんだけど(笑)
予想外の一位
つまんな~い!
実は、このクリスマス会、今だから言うけど
もう少しでこのシェルターを去ってしまう (もう去っていますが)
スタッフのOくんのお別れ会でした。
Oくんは、まだ若くて華奢な子なのですが
とっても勉強熱心で動物たちの事をよく観察し
医務担当としてお世話や通院、その他業務を立派にこなしてくれました。
それに大阪人だからなのか、妙に怖いもの知らずな子で
隊長が留守の時も 安心感があって本当に頼りにしていました。
約一年 一緒に同じ屋根の下過ごしたというのは、(あっ変な意味で無いからね(^_^;))
なんか解んないけど見えない絆みたいのがあったのだろうね。
いなくなったら、なんだかとっても寂しくなってしまって、
長期ボランティアのイッシャンと寂しいね~寂しいね~って
しばらくは ため息ばかりついていた気がする。。。
数日経ってようやくいないことに慣れたけど
今は年末でボラさん多いし寂しくない感じがするだけで
ごまかせてるだけのような気がする。。。
Oくん元気にしていますか?
お別れ会とかプレゼントとか全然いりませんから~~~と言うOくんに
どうしたらお別れを出来るかとみんなで色々考えて
あのような送り方になったのだけど。
なんだかんだ嬉しかったでしょう(*^_^*)
あの夜に、ほろ酔いで2-DではしゃいでたOくんの隠し撮り

猫と同じ立場で猫になって遊べる若さ。素晴らしいです。
やりたいことの夢かなえてね。
将来、何かで会う機会があったらうれしいく思います。
最終日、給餌行ってて会えなかったから余計に寂しかったんだわ~
本当に本当に! お元気でね~ヽ(^。^)ノ
年内最期の給餌も終えて、(あっでも明日解除区域ですが給餌とお掃除してこようと思っています)

※今回の給餌の準備は、ボランティアさんが一生懸命袋詰めして下さいましたので本当に助かりました!
いつもは前日の夜に自分で詰めて行くのですが通院なども忙しい時期だったのでありがたかったです。
写真は捕獲器を降ろした後で、今回は7台掛けたのですが、猫が確実にいる場所だけど、
本当にもう捕まりにくい子ばかりの場所を主に掛けてますので
一日ではなかなかここのところ毎回ですがやはり保護出来ませんでした。




水もたっぷり、パウチのご馳走も置いて、
今も生きている子達が
この冬の寒さに負けず頑張って年越しできますように。
そう祈りながら。
来年も給餌そして保護活動ともに
頑張りますので引き続きご支援のほどよろしくお願い致します。
給餌用フードが大変不足しています!
■ご支援頂くフードは、安価なもので構いません。
2.5kgくらいのものを希望します。リンク先を参考になさって下さい。
もしくは、コーナンショップの素材一番まんぷくドライ かつお味 8kg
というのが給餌に大変便利です。参考にして頂けますとありがたいです。
長くなってしまいましたが、たぶん本年最期のブログだと思うので(^_^;)
もう少しお付き合いを。
先日、犬猫救済の輪の結さんのところから移動してきた三匹のご紹介です。
保護した日は、他団体とにゃんだーガードとの連携レスキューの11月30日で
まだおさんと結さんそしてまたたびさん&ねこかつさんが保護した子です。
※申し訳ありませんが、名前を変更した子がいます。
雨音ちゃん<三毛>♀ ◇楢葉保護

まだまだ慣れませんが(^_^;)ただ人が怖いだけなんだよね。
バンバン系は意外と慣れるの早い予想。
なる<茶トラ>♂ ◇大熊保護

人間おっかないから固まる系だと思ってそっとしていたら、昨日からバンバン系になりました。
本日より無理やり触る作戦に切り替えたのでどうなるかな?早く慣れてくだしゃい。
たまこ<白キジ>♀ ◇双葉保護

結さん~慣れてきたって言ったのに~一番激しいバンバン系になってしまった(^_^;)
移動したストレスもあるでしょうけど、水は毎回ひっくり返すし
ベットは使わない主義だし(毎回落とす)
気長に頑張ります!
バンバン系とか解らないですよね(^_^;)
シャーだけでなく、近づこうものならバンってする子達です。
人間怖いものね。近づくな!って思うよね。ごめんね~本当に。
この子達は、みんな被災地で震災後に生まれたとみられる子達
病気も無く元気に育って、あのサバイバルの中数年間生き抜いてきて。
人間なんてほとんど見ないのだもの本当怖いに決まっている。
でも、本当にそんな子でもシェルターでなれた子も多くいる。
みんな幸せになれるはず。
あそこにはいてはいけない動物たち。
まだまだ残っている助けなきゃね。
助けられるのは人間だけ。
おまけ
洋平・・・
いま、これ打っている横で眠くて眠くて仕方が無いのに
私の監視人しています。

この頃、なんか~~
隊長と~、洋平の愛情を取り合っている気がするのは~
私だけでしょうか?
そんな洋平くんも実は私たちの愛に悩んでいるようです。
ンンンンンンンンンンンンンンンンンン・・・・・

これ途中でひらがなになってたんです。
どう打ったんだ!

そんなこんなの年の暮れ。
寒いですけど、身体に気を付けて事故など無いように(●^o^●)
皆様も良いお年を♪
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