2014/07
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冷たい場所
芙蓉が28日朝8時55分お星さまになりました☆

すっごく頑張った芙蓉ちゃん

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前々日には、同じ姉妹で里親さんに行ったあやめちゃんを連れて飼い主さんが芙蓉ちゃんを見舞ってくれて

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芙蓉はあやめを解っているみたいでずっと見つめていました。

私が給餌に行っていた日も本当に気が気じゃ無かったけど、

絶対帰るまで待っていてくれるって信じて。

その夜も一緒に過ごして、私が意味なく猫の鳴き声を出すと、

時折かすれた声で鳴き返してくれて。

芙蓉たちのミルクママをつとめたYさんも再度会いに来てくれて、

もしかしたら意外と頑張って持ち直すかもとか思ったけど

猫は死ぬ間際になると冷たい場所が心地よい場所になるみたいで

芙蓉も冷たい場所冷たい場所へと行きたがりました。

これは、理由は猫のみぞ知るですが(動物学的にとかは知らないけど。)

習性的に、

死ぬ間際に死ぬ場所を求めて暗くひんやりした場所

静かな場所に行こうとするのだと思います。

追記:隊長よりこの記事を読んで教えて頂きました。
猫は死ぬ間際に体温を自ら下げ
死ぬために冷えた場所へ行くのだそうです。
本当にまだまだ解らないことが多い私です。
でも芙蓉が望んだのだから。それでいいと思いました。


もう立てないのに、もう力ないのに・・・

それでも無理してでも動こうとするので

スタッフの持っていたジェルマットを敷いてあげたらやっと落ち着いて寝てくれた。

朝になって、今日ももったな~

本当に頑張り屋さんだ~と思ったけど。

でも呼吸の様子がだんだん変化してきてもうすぐなのかもって。

でも落ち着いてるときは本当に穏やかだったので

その日お休みだった長期ボラさんのイッシャンが

私たちが他の猫たちのお世話で見れない間ついていてくれるって言ってくれたから、

私は安心してモロのお散歩に行きました。

もう本当に暑くなった福島。

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ノウゼンカズラもきれいに元気に咲いて。

サルスベリも咲いてきた。

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本当に夏本番ですね(=^・^=)

芙蓉が生まれたのは9月。

せめて一歳の誕生日を迎えてほしかったけど。

散歩から帰って来たら、

芙蓉息していないみたいですとスタッフから伝えられて

急いで飛んでいったら

芙蓉は、イッシャンとスタッフに見守られながら安らかに旅立っていました。

苦しい様子は無かったそうです。

最期に一つ大きい息をして心臓が止まったようです。

ここのところ毎晩一緒に過ごしていて、私も気持ちの整理がついていたからか

芙蓉が亡くなったことへの悲しみというよりも

本当によく頑張ったね。お空に向かえてよかったね。

という気持ちでいっぱいになってなぜか微笑ましくなって。

こんな穏やかな気持ちで芙蓉の死に向き合えるなんて本当にとても不思議でした。

でも、なんかね。芙蓉にはまた会える気がするんだ。

もう早くも生まれ変わる準備中じゃないかな?

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姉妹たちと過ごした日々本当に本当に楽しかったね(=^・^=)

この子達の事これからも見守ってあげてね。



昨日より、またダリアの調子がよくありません。

他は食べなくてもガンガン食べていた「焼きかつお」ももう食べれなくなりました。

元気もあまりないです。

強制給餌も難しい状態です。

今回は口腔内の炎症が見られないのに食事を摂らないので、

今後短期間で本当に厳しい状況になりうるかもしれません。

皆様もどうか祈ってあげてください。

この子達はまだ一歳にもなっていないんです。

どうか無事に一歳の誕生日を迎えられますように。。。






圏内もものすごい暑さで、この日は久しぶりの一人活動だったので

熱中症に気を付けて水分補給をこまめに摂りながら、でも防護服を着ての活動。

中を本当に薄着にしているので結構快適に作業が出来ました。

季節の花々は夏の暑さに負けず元気に咲き誇っていて。

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芙蓉の名前の由縁のお花は、

この写真にあるようなムクゲなどの

アオイ科のお花なのだけど、

圏内で見るアオイ科のお花たちを見ては、芙蓉も絶対に頑張ってくれている。

私も頑張らなくっちゃと奮い立たせ給餌してきました(*^_^*)

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この間のMさんのやってくれたイノシシ対策はばっちりで、倒されることも無く給餌器も無事で

この時期でもフードはかびも生えておらずとても良い減り方をしていて。

暑いけどにゃんこたちも頑張ってる。

捕獲器も今回はかなり数を掛けたのですが、ここのところどこも空振りで。

姿見ている子達が安全に安心してご飯を食べに来れるように引き続き頑張るしかないよね。

でもあるお宅では、今まで壊されたことなかった玄関が破壊されていて

今回応急処置しか出来なかったけど、次行くときはどうにかしなきゃと思います。

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この日の帰りに、あるお宅の猫の問題で相談が来まして、現状を伺うために寄らせて頂きました。

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本当に可愛い子達が沢山過ごしているのですが、

周りの方が苦情を出されてここで猫を飼うには大変厳しい状況です。

避妊去勢や薬などの協力は出来るのですが、現状今のシェルターでは引き取りは難しいです。

子猫(中猫)がとても多くいます。もし引き取り可能の方がいましたら是非ご連絡下さい!

この住民の方も、避妊去勢はされていないという問題はありましたが、

あとからあとからこのお宅をめがけて猫を捨てていく他の住民もいます。

他で捨て猫や子猫がいるのは、結局町全体の住民が飼い猫に避妊去勢をしないからです。

福島県は全体的に、避妊去勢が進んでいない事実がありますが、

市も、ホームページに

最近、子犬や子猫をダンボール等に入れ放置されるなど、多くの捨て犬・捨て猫を保護するケースが増えています。

 犬や猫は家族の一員です。終生愛情と責任を持って、飼うようにしましょう。

 どうしても飼い続けることが困難であっても、新たな里親を探してください。

 山に放したり、捨てたりすると『動物の愛護及び管理に関する法律』により飼い主が罰せられます。

 また、野良犬や野良猫となり、近隣住民にご迷惑がかかりますので絶対にやめましょう。

 子犬・子猫が産まれた場合に飼えないようならば、前もって不妊・去勢手術を受けさせましょう。


と載せてくれてある以外他に特別働きかけをしていないようです。

今季、とても沢山の子猫がシェルター内に捨てられて、また持ち込み多くの子達を保護しました。

現在も進行形で、頻繁に相談の電話が寄せられます。

動物が好きな心優しい方が、その時の感情のみで保護されるのは大変愛情もあって素晴らしいことだとは思います。

しかし、保護した後 愛護団体に持ち込めば何とかしてくれるだろう

自分は見つけたのみという考えは捨ててほしいです。

心ある人は、保護した子が気になることもあるし、お世話が当たり前だという考えもあるので

ボランティアにも頻繁に来て頂いたりしてくださいますが、

やはり投げっぱなしの方もいます。

確かに、道に出てひかれそうな子猫がいたら保護しなくてはと思うでしょう。

でもそのあとの事も何も考えずに、責任もとれないのに助けてあげる。

保護だけしてくる。

というのはどうなのでしょうか?

でもね、避妊去勢が進んでいないこの町では、そういう事態に遭遇する人も少なくないし

その中には心ある人はいるのです。


飼い猫の子猫でさえ簡単に山や川に遺棄してしまう人間がまだまだいるこの地ですが、

法改正もあって、出来なくなったのかシェルターに捨てているのかもしれません。


だから、やっぱり避妊去勢がどれだけ大切な事なのか、

もっと住民一人ひとりに知ってもらわなければと思います。

近々、町に話をしに行って来たいと思います。

「飼い犬・猫の避妊去勢の必要性の周知。

避妊去勢の助成金の検討。

動物の遺棄は犯罪だという周知」

県中保健所と相談もしながら行っていきたいと思います。


にゃんだーがーどは旧警戒区域内の保護は引き続き行っていきますが、

より地域に根ざした地域猫の活動も

同時進行していかなくてはならないと考えています。


猫ちゃんにはホント罪はありませんから(*^_^*)

引き続き頑張っていくしかないですね。


そのためにも、今いる子達が幸せになっていくように皆様にもご協力して頂ければと思います。

今回は長くなりましたので端折りますが、次の記事には可愛い子猫ちゃん達のご紹介を順次アップしていきます。

こうご期待!



おまけ

シェルターに捨てられて、倉庫内を徘徊していた子達。

最初、茶白と三毛とキジ白のこにゃこがいたように思いましたが、

三毛の柄的にもキジ白と見間違えたのか(波板越しの目撃だったので)

結局二匹だったようです。

人馴れしていなくて、シャーが抜けなかったけど、

茶白の子は、人間怖くないと思ってくれてきています。



登るの大好き!

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はるか(三毛)とかなた(茶白)

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可愛い子達が里親さんを待っています。

里親希望の方は、

にゃんだーガードに見学に来て頂けたらと思います。

※見学のみの場合は、13:30~15:00までにお越しください。
それ以外の時間は対応しきれないです。申し訳ありません。

同時にシェルターのボランティアをして頂けると大変たすかります(*^_^*)

是非是非夏休みの間のボランティア検討頂けますとありがたいです。
















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花組の子達✿
楽しみにしてくれている方もたくさんいるというのに本当にいつも放置ブログでごめんなさい。

うれしいことも悲しいこともいつもシェルターではいっぱい起こっているのですが

なかなか失語症でパソコンを打つことが出来ず

返さなくてはいけない個人的なお返事もなんていったらいいのか解らなくて返せない。

でも、横にいる芙蓉のために今日はブログを書くぞ!

とパソコンに向かいました。





皆さんは、にゃんだーガードに去年の秋に保護されたお花の名前の付いた可愛い子達のこと知っていますか?

芙蓉ダリアスミレスズランアヤメ

5匹の姉妹たちです。

この子達は、郡山市で保護されてにゃんだーガードに乳飲み子の頃やってきました。

当時スタッフだったYさんが、大切に大切にわが子のように可愛がってミルクママを頑張って育てた子です。

キジトラ・キジ白柄・しま三毛のとってもキュートでお花の名前が似合う女の子たち。

私がシェルターに入ってすぐ、この子達のかわいらしさがたまらなく毎日癒されていました。



今年の5月リンパに腫れが見られ、診察を受けたら 悪性のリンパ腫(癌)でした。


私は本当に神様は意地悪だと思いました。

こんな可愛い子達。

まだ生を受けてまもなく、これから本当に沢山の幸せがいっぱい待っているこの子達を

なんで神様は連れて行こうとするのかと。



姉妹の中で、一番症状が躊躇で、重いのは芙蓉ちゃんでした。

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すぐさま抗がん剤治療を開始したのですが腫瘍は徐々に小さくなっていくものの

口腔内の炎症が酷くなったりで、ステロイド治療をしても思うほど状態がかんばしくならず

病院の先生とも相談をしながらここ数か月治療を行って来ました。

隊長は、癌に効くとアガリスクを手配してくれて並行して、治療を続けていますが

もう芙蓉ちゃんには残された時間がわずかしか無いようです。


数日前に、大量の吐血をし、臓器がもうボロボロの状態です。

「今の状態は非常に悪い長くはもたない」と先生に告げられました。


今は、毎日少しずつレベルの落ちていく芙蓉を緩和治療を行いながら見守っていることしか出来ません。

それでも、芙蓉は元気な姿を見せてくれたり、可愛い声で鳴いてくれたり

名前を呼ぶとしっぽでお返事してくれます。

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今、彼女の横にいてこれを書いていますが、本当に可愛いというか美しい子です。

姉妹きっての美人さん。


数日前、芙蓉がお部屋の窓から何度も階段を登り降りしながら

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誰かを待っているような感じがしたので

これはミルクママでこの子達のお母さんを務めたYさんを待っているのではと思い

現在はシェルターのスタッフを辞められたYさんに来てもらって芙蓉に会って頂きました。


芙蓉はママに会えて本当にうれしそうでした。

やっぱり、ママに会いたかったんだなと思いました。

彼女から、最期を看取ってあげてください。

と私におっしゃって頂いたので

私が責任もってお見送りさせて頂きたいと思います。


でもまだまだ頑張れそう。

今日は、いったん療養隔離部屋から移動して、姉妹の部屋で一緒に過ごそうと思います。

姉妹と一緒にいても、ほとんど動くことが無いけど、

みんなの姿を目で追ってなんだか楽しそうに過ごしています。

時折、姉妹の子達が遊びにやってくるけど、

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何か話でもしてるみたいに一緒の時間を楽しんでいるようです。

本当に微笑ましい(*^_^*)


この病気で最期を迎える姿を、姉妹の他の子達に見せるのは

もしかしたら同じ病気で苦しい思いをするこの子達には避けたいので

これで、と思った時には移動したいと思います。


私も寝てるんだか寝てないんだかわかんない毎日ですがどうにかこうにかお世話で来てうれしいです。


姉妹も現在、症状が出ている子も出ていない子も(里親さんにいったあやめちゃんも)同じ治療をしています。

その中で、ダリアちゃんもあまり症状がよくなく、食欲がなく口腔内の炎症が頻繁に悪化して

強制給餌でなんとか保っていますが、

いつどうなるかは油断は出来ないし検討が付かない状態です。

ですが、信頼している先生にお任せし治療を続けていますので

絶対に良くなることを信じお世話をしていこうと思います。


結構元気いっぱいの時もあるけどね(=^・^=)

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空の砂袋に入って一人ハイテンションになっていたし、

食欲ない以外は今はそれでも安定しています。

でも焼きカツオは大好きみたいです。

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モリモリ食べる(*^_^*)

こっちとしてはAd缶をいっぱい食べてほしいんだけどね(・・;)


絶対に姉妹みんなが悪性リンパ腫から打ち勝てて、良くなることを信じていたいと思います。







昨日、新型給餌器「猫茶屋」を完成させて、

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犬猫救済の輪結様に納品を完了しました!

予定では20個のつもりが、納品時間にたった一つ間に合わなくてみんなで悔しいね~

車にはあと一個本当に入るのにね~って^m^


この猫茶屋は、結さんと隊長が話し合いを重ね

あの原発避難区域の子へと、

とても素敵な猫の為の食事処となっています(笑)


昨日Oさんが取りに来てくれました。

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この後姿の女性がOさんなのですが、とっても華奢なのに力持ち(笑)

そして本当に素敵な方です(=^・^=)


実は、この方の仕事先の福島にあるペット霊園で、にゃんだーガードの保護猫

モアちゃんを荼毘にふしました。


本当にあたたかく心のこもったお見送り、お葬式をして頂いて本当に本当に感謝とともに

動物たちへの優しさに満ち溢れている彼女にまた感銘を受けました。

同じ活動をしているのですが、まだまだ見習うことが沢山あると

私の尊敬する方です。



猫茶屋は、今日設置するとの事で、無事設置できたかな?

本当に本当にお疲れ様です。


隊長にしか出来ないこともあるし、私にしか出来ないこともある。

みんなその人にしか出来ないこともあるし、

お互いみんな仲良く得意な事や出来ることやれればいいのだけど、

そう思わない方も、世の中にはいるようで悲しいばかりです。



この給餌器、猫茶屋は、

ボランティアさんが本当に一生懸命一つ一つ丁寧に作って下さいました!

先にパーツを作って頂いた方も本当にありがとうございます!

主に作ってくださった、イッシャンとYくんさん。

息の合ったペアで、楽しく作業して下さいました。

Yくんさんは、犬猫救済の輪の結さんのシェルターや病院のお手伝いボラさんもしてくださっている

動物大好きのやさしいやさしいおじさまです(*^_^*)

本当にたよりになります!

いつもいつもありがとうございます!




今日はおもいっきり晴れの天気でしたが、
風は動いていて朝の散歩は汗はぐたぐたでしたが気持ちよかったです(=^・^=)

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通りがかった仲良しのお姉さんに、セミが鳴き始めたけど梅雨が明けたのですかね~と話したら

まだまだだ~東北はまだあけないよって。

今週末の給餌に行く日にまだまだ雨が降るそうです。

なんてこと!


でも、ヒマワリも咲き始めて、東北も夏本番になりつつあります。

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まだまだ夜は快適な福島。

来月は、スタッフが夏休み帰省を考えているようなので、5日以降の数日間

ボランティアさんがいないと大変厳しい状態です。

是非是非ボランティアをご検討頂けますと助かります!





おまけ

今最後に文章を編集しにいったん芙蓉から離れてネットにつなげて書いています。

では、芙蓉のところに戻ろうと思います。

痛っ!!!

洋平が洋平が!いじめる!

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机の下で、はだしの私の足にかみつく。

悪い子ちゃんだけど可愛いやつなのです(笑)




















 
お久しぶりで・・・(^_^;)
本当に長いことブログを放置してしまいました。

色々いろいろあったのだけど、書けなくて。

もっと気軽に短く書ければいいのだけど・・・

どうしても気持ちを落ち着けないと書けない性格で。

皆さんにはご心配をかけたようですみません(*^。^*)


ちょっと長くなりますが、お付き合いください。

約一週間前、川俣町から保護し一緒にマイルームで過ごしていたちゃるくんが永眠しました。
(ちゃるくんは、にゃんだーガードの保護っこではありませんが、申し訳ありませんがお付き合いください。)

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川俣町で弱って今にも死にそうだったちゃるくん。

その当時まだ私は通いのボランティアだったのですが、

弱ったちゃるを福島の病院へ連れて行くと、白血病もエイズもあって発症している。

もうこの子に出来ることは、

ゆっくり穏やかに一緒に過ごしてあげることだと言われ

一緒にいたくて地元静岡に連れて帰ることにしたのです。

シェルタースタッフに入る前の数か月間、ちゃるは少しづつ元気を取り戻してくれました。

再度の環境の変化はこの子の為にはならないかも知れないととても悩みましたが、

私が、にゃんだーガードに入る時、ちゃるも福島で一緒に住むことになりました。

シェルターに入って今5ヶ月以上が経ちました。

ちゃるは、保護当時なつっこい子でしたが、元気を取り戻すにつれて威嚇があらわれて

人の姿をみると自分の居場所に戻っていくような子だったので、

でも仲良くなりたいから必ず寝る時は自分のお部屋で過ごすようにして、

少しづつすこしづつ。。。

だからって、無理やりさわって慣れさせることも考えたのですが、

ちゃるの場合は本当にストレスが怖く。

出来る限り一歩一歩。歩み寄れればと思っていたので

毎日話しかけたり、鳴く声に応えたり、

でもそんなある日、自分のお部屋(籠の中)にいることも本当に少なくなって

私のこと信じてくれる。そんな気持ちが伝わって来て。

寝る時も、足元だけどずっと一緒にいてくれるようになりました。

やっと距離が縮まって、これからだって矢先に

体調が悪化。

極度の貧血と神経の麻痺

最初は強制的に給餌していましたが、
それも受け付けなくなって。

白血病由縁の原因で、本当にボロボロの身体。

病院の先生とも話し合った結果、つらい延命の処置はせず
(出来る処置をして苦痛を和らげて)

穏やかに、毎日を過ごせたらと思いました。

しかし、ちゃるは白血病でしたので、出来る限りいたくても一緒にいられない状況にありました。

夜一通りの作業が終わって、朝までは私とちゃるとの時間です。

朝の作業に入るまでに、お風呂に入るようにして

それまではちゃるとずっといちゃいちゃしていました。

終わりの数週間は、弱っていたからもあるでしょうが、寄り添って寝てくれて。

本当に本当に可愛かったちゃる。

先日、私の胸の中で息を引き取りました。

ちょうど肩呼吸をしだしたのが、シェルターの作業開始時刻に近かったので

隊長にお願いしてこの日はお休みさせてもらいました。

少ない人数で急にまわさせてしまって、シェルタースタッフの皆様にはご迷惑を掛けました。

でもそのおかげで、ゆっくり見守ることが出来て、見送ることが出来ました。

本当にスタッフのみんなには感謝いたします。


そんなことで、ブログを書くことが出来ず、

時期柄ご心配をおかけしていたみたいで。

本当に申し訳ありませんでした。



あっ隊長ね。実は、隊長が何度も持って来いって言ってた洗濯籠。

ちゃるのお気に入りのお家になっていました。

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もう少し、貸しておいて。

今は骨壺を置いていて、もう少し一緒にいたいの。

ある日自分の洗濯物を入れて運んできてお部屋置いといたらちゃるが気に入ってしまって。

いまでも、そこにちゃるがいるみたいに見えてしまうけど。

でももう少しだけ一緒にいてもいいかなって(*^_^*)

だからお願いね。


シェルターで多くの子を見送って、ちゃるまで逝ってしまって。

自分たちは出来る限りの事はしてきたし、寿命だったとしても、

悔やむことは悔やむけど。

でも、ちゃるは最期の時を私と過ごせて幸せだったと思う。

私もちゃるに幸せをもらってた。

ありがとうって伝えられた。

タイムリーに結さんがこんな記事をあげてくれていました。

◆動物が死を迎えるその時 飼い主が どうしていたら良いか 

ちょっとだけ、苦しかったのが楽になりました。

ちゃる。
お空で見守っていてね。

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ここまででかなり長くなってしまったけど(^_^;)

ちょっといろいろご報告やら感謝の気持ちも書かせて頂きます。

梅雨真っ盛りですが(*^_^*)

お花たちは雨の恵みをうけて元気いっぱい咲いています。

お散歩道の花々も様変わりしてとっても元気な花が咲いてきました(*^_^*)

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桔梗がとっても美しく。ルドベキアは気持ちを明るくしてくれるし。

タチアオイは本当に沢山道のわきを彩って。

アジサイはじとじとした気持ちをさわやかにしてくれます。

そんなお散歩道のお相手は

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誰?

モロです。

知らない?

郡山の放浪犬です。

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シェルターに来て三ヶ月。

飼い主さんは見つかりません。

本当に元気いっぱいの若い男の子です。

にゃんだーガードでは、犬の受入を最近極力控えて来ましたが、

性格や無駄吠え等考慮して、受け入れ出来ると判断し

シェルターの仲間入りを果たしました。

現在はご近所さんとの関係も良好です。

お散歩中に出会う方々とは本当にいろんな話をさせて頂いています。

今後も、出来ると判断した保護は行っていくと思いますが見守って頂けたらと思います。



先月の事ですが、にゃんだーガードの保護猫たちが大変お世話になっております、

青年協議会様の里親カフェさんにお邪魔してきました。

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明るくてアットホームな空間に猫たちがいて、人たちはふれあって癒されて。

にゃんだーがーどの保護猫の家族を見つけることの出来るとてもありがたい存在。

そんな里親カフェさん。

オープンから五ヶ月目に入りましたが、順調に里親さんも見つかって

保護猫たちも次々と新しい家族の元へと旅立っています。

シェルターではなかなか人の目に触れることも無くて

里親さんの元へと行く確率がどうしても少ない状態が続いていましたが、

場所柄沢山の方々に来ていただいてとても素敵な空間なのです。

さくらちゃん

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マイペースにのんびりまったり過ごしていました。
カフェで自分の子供たちに再会したのにまったく反応せず(^_^;)
素敵な家族を待っています。

ごまちゃん

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相変わらずのんびり。

結構な頻度で通って下さっている方が、りゅうくんと一緒に里親になれたらと思って下っています。

その方ともお話が出来てとっても嬉しかったです(*^_^*)

この素敵なマカロンベット。

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手作り作家さんが造って下さったものです。

実はこの作家さんが、シルプとダッシュの里親さんになって下さったそうです。

シルプ達との出会いに引っ越しを取りやめて家族さんに迎え入れて下さったそうです。

本当に猫たちとの出会いは人生を変えますね(=^・^=)

この日が最後で卒業のカルア。

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今は秋田の里親さんの元で元気にやっていることでしょう。

みんなみんな少しづつ少しづつ幸せになってくれて

本当に本当にうれしいです(*^_^*)

にゃんだーガードのボランティアさんもちょくちょく様子を見に行って下さっています。

本当にありがとうございます。

今後も、出来る限り里親カフェの様子もお伝えできたらうれしいです。

皆様も是非是非里親カフェににゃんこたちに会いに行ってくださいね!




給餌と保護活動も継続して行っています。

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いつもご支援ありがとうございます!

給餌用のフードも協力団体個人の方々とともに使わせて頂いています。

いつも皆様には感謝しております。

再度、給餌用フードのご支援をお願いします!

送り先
〒963-7733 
福島県三春町山田字福内100-1
動物救護隊にゃんだーガード

よろしくお願い致します!



圏内もアジサイがきれいに咲き誇っていました。

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玄関先で咲く花々をみると、どうしても悲しい気持ちになってしまいます。

だって、毎年変わらず咲く花や木々たちに被災者の方も季節を感じ、土地を愛して生きてきたでしょうから。


猫たちの痕跡もたくさん見つけられました。

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行く日によって、天候や気温などの条件もあるのでしょうけど、

よく見かける時と全然見ない時とあります。

見かけてもカメラになんて収められないし、
本当に残念なのですが、確実に給餌している場所でにゃんこたちは元気に生きています。

ここ何回か男性がお手伝いして下さって大変ありがたいです(*^_^*)

この方は、Mおさん(笑)

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にゃんだーガードの古株ボランティアで、

ずっと一緒に頑張って下さっている方です。

本当に頼りになるっていうか、頼りにしすぎていますが(^_^;)

昨年は、自分でやったあるお宅の長ーいアプローチの草刈りを

たった一時間で終えてしまった。

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私たちも入りやすくなったし、家主さんも助かるでしょう。

私はその間せっせとお掃除。

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家の中は、もともと野生動物が入って荒れてしまってはいたけど、

給餌していると余計にひどく荒れるので、本当に申し訳ないのですが

快く使って構いませんと言って下さる家主さん。

確実に猫たちは来ています。

本当にありがたいです。


最近、給餌しているお宅の暑さ対策や虫やカラス・イノシシなどの対策をしています。

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なんでも、短時間ですぐ考えて作業をはじめ、

給餌や掃除し終わってる頃にはもう出来上がってるっていう素早さ。

本当頼りになります(*^_^*)

感謝してもしきれません。


生きている可愛い子達がいる限り。

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私たちはこの地域に、給餌を保護を頑張っていこうと思います。

道の先の草むらに消えたキジトラの子。

お家の猫の出入り口から出て、振り返ったキジ白の子。

車から降りたときに、飛んでいった茶トラの子

みんなみんな忘れていません。

お願いだから保護させてと祈っても、思いはなかなか通じない。


昨日、猫の白い毛がまとまってある場所を発見してしまった。

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そこにあったと思われる身体は見当たらない。

このお宅の飼い猫ちゃんも白。

でもちがうよね。

絶対に生きているよね。


新たな保護依頼も数件来ています。

震災当時から、給餌は欠かさず自分たちで行っていたそうです。

協力させて頂きます。とお伝えしています。

まだまだ飼い主さんはあきらめてなんかいません。

亡くなった姿を見ない限り生きていると信じているとおっしゃっていました。

私もそう。あのこもあのこもあのこもみんな。絶対に生きている。

信じています。

震災から三年と四ヶ月が経ってもみんな頑張っている。

助けてあげたい。一匹でもはやく。

※写真はここ最近何度か分の活動記録です。





本当に長くなってしまったんですが、どうしても書きたいことが。。。

今、シェルターがうまく回っているのは長期ボラさんのイッシャンのおかげです(*^_^*)

今月で4ヶ月目に入りました。

イッシャンのご家族さんが、このブログを読んで下さっていると聞き

是非この場をかりて感謝とお礼を言わせて頂きたいです(*^_^*)

イッシャンには、私たちの出来ないところをフォローしてくれて、

大変なこまごました仕事を毎日こなしてくれるおかげで

いつもうまく作業がまわっています。

ご家族さんも遠く離れてご心配なさっていることかと思います。

私はおとうさんみたいに慕っていますし、

スタッフもみんなイッシャンの事が好きで日々感謝しています。

シェルターの仕事以外にも楽しみを見つけて

野菜畑の管理やヒマワリの植え付けなど、ご自分のペースで楽しんでいらっしゃいます。

夏過ぎには、シェルター周りがヒマワリでいっぱいになるでしょう。

猫たちにもやさしく。

あたたかい気持ちで接してくれます。

本当にありがたい存在です。

このブログを読んで下さっていると聞いてとてもうれしく思います。

また何かでご報告させて下さい。



にゃんだー畑

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※写真は少し前のもの。
きゅうり・ゴーヤ・トマト・なす・ピーマン・鷹の爪・枝豆・エンドウ・トウモロコシ・かぼちゃ・ジャガイモ

すごい勢いで育っていまして、きゅうりなんて本当に立派なものばかり収穫できます。

私は植えただけ~な感じで、ほとんど手入れをして下さったのはイッシャンです。

ジャガイモは、生ごみをたい肥にしようと入れてたものから勝手に出てきました。

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もう少ししたらイモが出来てるかも~。

美味しそうな採れたての野菜がいっぱい(*^_^*)

本当にいい畑になりました。

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ボランティアに来た方には、もれなく採れたて野菜が食べられるかも(*^。^*)

ボランティアさんも募集中です~。是非是非ご参加ください!






長くなって申し訳ありません~♪






 
プロフィール

にゃんだーガードスタッフ

Author:にゃんだーガードスタッフ
福島県三春町にある
動物保護シェルター 
にゃんだーガードのシェルター長をしております たけです。
シェルターの事をつづる日記です。

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